化学合成

スタチンとコエンザイムQ10の関係

スタチンは、血中のコエンザイムQ10濃度を低下させ、それが筋肉痛や肝機能異常の原因になる可能性があると指摘されています。
ここではスタチンが何か、そしてスタチンとコエンザイムQ10の関係について探っていきます。

血液のコレステロール値が高い人は、心臓病やその他の病気になるリスクが高いため、医師はコレステロール値を下げる薬剤を処方します。
スタチンとはコレステロール低下薬のことです。
スタチンは、世界で一番売れている薬なので、心当たりがある人は自分が服用している薬の名前を確認してみるといいでしょう。
スタチンを服用することは、コエンザイムQ10に大きな影響を及ぼします。
そもそもコエンザイムQ10も、コレステロールとほぼ同じ仕組みで体の中で合成されています。
そのためスタチンを服用すれば、体内のコエンザイムQ10レベルも低下させてしまいます。
したがって、そのレベル低下を補うために、スタチンと一緒にコエンザイムQ10を摂取しなければいけません。
スタチンは製薬会社によっては違う名前が使われていることもあるので、現在服用しているコレステロール低下薬がスタチンかどうかをかかりつけの医師に確認して、コエンザイムQ10と併用する薬についても確認することをおすすめします。
コエンザイムQ10の生成量は、20歳をピークに加齢に伴って減少してしまうと言われています。
この成分は食事から摂取できますが、その量はせいぜい1日5~10mg程度で、最低必要量と言われている30mgには到底及びません。
この成分が不足することにより、多くのエネルギーを消費する心臓や肝臓や腎臓や筋肉などが悪影響を受けることになり、体が疲れやすくなる、手足がむくむなどの症状が出ることもあります。
またこの成分の減少は、美容面でも肌に悪影響を及ぼしますので、スタチンを服用している人は十分な注意が必要です。

このようにスタチンの服用は、間違いなくコエンザイムQ10の量を体内から減少させてしまいます。
そのためスタチンを服用する場合は、一緒にコエンザイムQ10を摂取することが推奨されています。
ほかにもコエンザイムQ10と一緒に摂るべき栄養素があります。バランスよく摂取しましょう。