化学合成

コエンザイムQ10は体内で吸収されにくい?

健康維持や美容に非常に高い効果があることで人気のコエンザイムQ10ですが、実は体内で吸収されにくい成分とも言われています。
ここでは本当にコエンザイムQ10は体内で吸収されにくいのかについて詳しく探っていきます。

もともと人間の身体の中にある成分であるコエンザイムQ10は、加齢と共にどんどん減少していくため、コラーゲンやヒアルロン酸などと同じように、食べ物やサプリメントなど外部から摂取しなければいけないと言われています。
健康維持のために必要なこの成分の量は、最低でも30mgとされていて、高齢者がアンチエイジング効果を求める場合や、体力がない人や運動をすすんで行う人は、それ以上の量が必要だと言われています。
そうなるととても食事から必要量を摂ることは難しく、サプリメントを利用しなければいけません。
コエンザイムQ10は体内で吸収されにくいかについての答えはイエスで、この成分は脂溶性といって水に溶けにくく脂には溶けやすいという特性を持っています。
したがって水溶性のものに比べて、体内で吸収されるまでに時間がかかり、吸収されにくいと言われています。
ただし脂溶性という性質を上手く利用することで、体内に吸収しやすくすることは可能です。
例えば脂の中には溶けやすいという性質を利用して、コエンザイムQ10が豊富に含まれる牛肉やイワシをオリーブオイルなど健康に良い油を使って調理する方法が効果的です。
またサプリメントの場合は、食後に摂取することで吸収率を大きく上げることができます。
最近では製造元でもコエンザイムQ10の吸収率を高めるためにいろいろな工夫を凝らしていて、その分子を細かくして吸収率を高めたり、その成分と相性が良い油脂に溶かしたカプセルを開発しています。

このように、確かにコエンザイムQ10は体内で吸収されにくいという特性を持っていますが、いろいろな工夫をすることにより、吸収率を高めることは可能で、コエンザイムQ10サプリメントを製造しているメーカーも、そのためにいろいろな企業努力をしています。